こんにちは!株式会社堀内電気のメルマガ担当です! 初めましての方はよろしくお願いいたします!
お盆はいかが過ごされましたでしょうか? お墓参りに行ったり、ご親戚と会ったりと様々かと思います。 暑さが続きますが、負けずに頑張っていきましょう!
前回のメルマガでは、電気抵抗についてご紹介しました。 目に見えない電気の動きは想像しにくいですが、 少しでもイメージしてもらえたら嬉しいです。
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「電気抵抗」の基礎を学んだところで今回は、 太陽光発電の電気抵抗といえる影と ストリングの関係ついて見ていきたいと思います。
太陽光をエネルギーとする太陽光発電にとって 「影」が発電量に影響を及ぼすことはご存知の通りですね。
例えば、パネル1枚に影がかかってしまったとします。 そうすると、 そのパネル1枚分の発電量が低下するのだろうと 考えがちですが、 実はそうではないのです!
影がかかったのが太陽光パネル1枚だけだとしても、 そのパネルと直列で繋がっている パネル全体の発電量に影響を及ぼします!
まず太陽光パネルの構造を見ていきましょう。 太陽光パネルは、複数の太陽電池セルで構成されています。 これらのセルは、直列・並列で接続されています。 ▼クリックで拡大できます▼
その直列回路で繋がる一部の太陽電池セルに影がかかると、 その回路全体の電流が制限され、 発電量が低下するという現象が起こってしまいます。 ▼クリックで拡大できます▼  さらに前提として、太陽光パネルは1枚で動かすことはありません。 複数枚を直列で1つの回路に繋ぎ、構成しています。
この直列に接続した回路のことを 「ストリング」と言います。
例えば、1つの回路に直列で10枚の太陽光パネルが繋がっていて、 その回路が4つある場合、私たちは「10直4回路」と呼んでいます。 ▼クリックで拡大できます▼ 

施工写真や実際に皆様が身の回りで目にすることもある ひとかたまりの太陽光パネル(アレイ)も、 複数枚ずつ繋がっており、適切なストリングを組むことで、 発電に必要な高い電圧を得ることができます。
このことから、 太陽電池セルの一部にかかった影の影響を直列セルが受け、 さらに、その太陽光パネルと直列のパネルが影響を受ける、 ということが分かりますね。
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これによって、例え影がかかった面積が小さくても 想像以上の発電低下を招いてしまう可能性もあるのです💦
私たちがご提案する際、影がかからないよう 方角や周囲の状況、建物を考慮しながら構成しますが、
「どうしても影を避けられない場合」 「影を避けてパネル設置枚数を減らすよりも、 影の影響を承知の上で、パネルを多く設置し、 総発電量を増やした方が効率が良い場合」 などもあります。
そういった際には、ストリングの組み方で、 極力影の影響を受けにくいよう設計しています。
例えば、下図のようにアレイ左側に影がかかっていたとします。 横一直線にストリングを組んだ場合、 影は4回路それぞれ太陽光パネル1枚にかかり、 全ての太陽光パネルに影響が出ます。
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影を考慮した下図のようにストリングを組んだ場合、 1回路のみパネル4枚に影がかかっている状態となるので 影の影響を受けるのは、1回路の10枚分で済み、 他の回路の発電は守ることができます!
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同じ影のかかり方でも、 4回路それぞれパネル1枚に影がかかる場合と、 1回路のみパネル4枚に影がかかる場合とでは 前者の方が発電量に大きく影響があります。
ストリングの組み方を変えることで、 発電効率の低下を最小限にできるということです★ また、太陽光パネルには、バイパスダイオードといって、 太陽光パネルの一部に影がかかった際などに その部分を迂回して電流を流し、 極端な発電効率の低下を防ぐ機能があります。 もし一部に影がかかったとしても、 太陽光パネル全体の機能が停止するといった事態は免れるため、 少し安心できますね。
とはいえ、影がかかった分、出力は失われるので やはり影がかからないようにするのがベストといえますね!
太陽光発電システムのご提案の裏側にはこういった要素があり、 それぞれの設置場所にあった最適なご提案をさせていただいています!
また機会があれば、 実際に影でどのくらい発電量が低下するのか、 ストリングの違いで影の影響を受けたときの発電量の違いなど、 シミュレーションでご説明できればと思います(^o^)/♪
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それでは次回のメルマガもお楽しみに♪
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