10年で30%以上が故障
太陽光発電はメンテナンスフリーというイメージが長年に渡り根強くもたれてきましたが、 発電所内の設備・機器の異常により発電量が低下している太陽光発電所が多数あることが報告されています。 このようにメンテナンスは重要なものであるにも関わらず、太陽光設備は遠方かつ広範な範囲に広がるもの、 屋根の上など確認しにくい場所に設置されているものが多く、個人での点検作業は困難になります。 太陽光発電所のメンテナンスは2017年度から実質義務化となっており、堀内電気では専門スタッフが定期点検を実施し、 データ収集と調査・診断によりお客様の太陽光発電所の安定稼働と事業収益の改善に貢献いたします。
01
雑草によるトラブル
雑草が伸びモジュールにかかると影ができ発電効率の低下につながります。
02
野鳥によるトラブル
鳥のフンがパネルに付着、堆積してしまうことで火災や漏電につながります。
03
天候・天災によるトラブル
自然災害により、パネルの飛散や脱落など太陽光発電設備に被害をもたらします。
04
モジュールの不具合
モジュールのヒビ割れ等で発電量の低下や事故の危険性が高まります。
― MAINTENANCE RESULTS ―
メンテナンス実績
― MONITORING SYSTEM ―
発電監視システム
発電情報と近隣の気象データ情報から、発電監視を行います。
異常時にはアラートで報告が上がるため、365日24時間太陽光パネルの監視が可能です。
STEP01
不具合発生
雑草や野鳥、災害など上記に上げた様々なトラブルが発生。
STEP02
発電数値の異常報告
不具合発生時には発電数値に変化が現れ、監視モニターへ異常が報告されます。
STEP03
問題の早期解決
早期に対応することで売電損失を防ぎ、メンテナンス費用の削減にも繋がります。
― INSPECTION & MEASUREMENT ―
各種点検・計測
モジュールの点検
モジュールはトラブルが起きても見えにくい場所に設置されているため、 特に業者の専門的な視点による点検が重要になってきます。 モジュール取り付け部分のねじの緩みやモジュール表面の汚れ、 破損の有無など設置状況の点検を行い、火災やパネル飛散など思わぬ事故を未然に防ぎます。
接合部の点検
複数の太陽光アレイが発電した電気をまとめ、パワーコンディショナーに送る機器を接続箱と呼びます。 接続箱はストリング毎に接続されたモジュールからの配線が並列にまとめてあり、 点検ではストリングごとの接続チェックを行います。
パワーコンディショナーの点検
本体の損傷や変形、腐食、フィルターの詰まりなどの外観点検と同時にモニターチェックを行い、 発電監視システムと併せて点検を行います。これにより太陽光発電を長期間に渡り安定的に 運用することができ、さらに発電量を最大限に引き出すことにもつながります。
発電量の計測
各種計測機器を使い、手作業で丁寧に計測します。